【2023年版】マイナンバーカードで出来ること~何が便利なの?ホントに安全なの?

平成28年1月から、マイナンバーカードの交付が開始されています。
マイナンバーカードは、本人の申請により交付され、個人番号を証明する書類や本人確認の際の公的な本人確認書類として利用でき、また、様々な行政サービスを受けることができるようになるICカードです。
しかしながら、マイナンバーカードで出来ることって何?どんなメリットが有るの?と思われる方も多いと思いますので、今回そのあたりをまとめました!

マイナンバーカードで出来る11のこと

マイナンバーカードはそれひとつで様々な使い方ができます!

本人確認書類になる

ライブ会場の入場、携帯電話の契約、会員登録などに使えます!

コンビニで各種証明書が取得できる

市区町村窓口に行けないときも近くのコンビニで住民票の写しや課税証明書などが取得できます!

健康保険証としても使える

健康保険証として活用すると、様々なメリットがあります!

  • 医療機関を受診した際に、薬の情報・特定検診の結果の提供に同意すると、自身の情報に基づいた総合的な診断や適切な処置を受けることができます!
  • 高額な医療費が発生する場合でも、一時的に自己負担にしたり限度額適用認定証の申請手続きをする必要が無くなります!
  • 確定申告の際、マイナポータルから簡単に医療費控除のデータを参照することができます!
  • 就職・転職・引越などがあった際も、新たな健康保険証の発行を待たずに、医療機関や薬局で利用できます!

公金受取口座を登録することで給付金の受取がスムーズに

公金受取口座登録制度があり、国民の皆さまが金融機関にお持ちの預貯金口座について、一人一口座、給付金等の受取のための口座として、国(デジタル庁)に任意で登録していただく制度があります!活用頂くことにより、有事の際のスムーズな支援を受けることが可能となると考えられます!日本は地震大国でもあり、備えあれば患いなし!

マイナポイントももらえる!

※現在は終了しております。2023年2月末までにマイナンバーカードの申し込みを行っていない方はポイント受取は出来ません。

新型コロナワクチン接種証明書の電子交付にも利用できます!

※現接種証明書アプリのダウンロード及び マイナンバーカードを読み取ることが できるスマートフォンのご利用が必要 です。

オンラインで行政手続きができます!

子育てなどに関する手続きもオンラインで、ワンストップで!

行政機関などが持つあなたの情報を確認できる!

地方公共団体や行政機関等が保有する特定個人情報を確認することができます。
例)自身の所得・個人住民税の情報、年金資格情報、世帯主情報etc.

新設・薬剤・医療費・健康診断の情報が確認できる!

診察や薬の処方情報(ジェネリックの削減可能額)や健診結果の情報が確認できます!

パスポートの更新申請手続きができる!

これまで、紙の申請書による申請では、申請時と受取時の合計2回窓口へ行く必要がありましたが、オンラインで更新申請を行えば、受取時の1回のみ窓口に行けばOKに!

他にも、マイナポータルを活用すると、引越手続きなども可能!

2023年2月6日より全ての市区町村で、マイナポータルを通じた転出元市区町村への転出届の提出や、転入予定市区町村への来庁予定の連絡(転入予約)が可能となりました。

マイナンバーカードのこれから

2023年4月27日にはマイナンバー法改正案が衆議院で可決されました。この法案が成立すれば、2024年秋には健康保険証が廃止され、マイナンバーカードに一本化されることになります。(既存の保険証は2025年秋・もしくは有効期限まで利用可能)さらに今後は運転免許証としても(2024年度中開始予定)、在留カードとしても(2025年度中開始予定)使えるようになっていく予定です!!

マイナンバーカードの安全性について

色々と活用できるマイナンバーですが、その分あらゆる安全対策が講じられています!

紛失時の一時停止も可能です!

24時間365日のコールセンターが設置されており、仮に紛失した場合も、個人番号のカードコールセンターに電話で連絡すれば、カードの一時停止措置が取られ、カードの第三者によるなりすまし利用を防止します。

マイナンバーカードの券面の安全性について

顔写真付のため悪用は困難です!仮に紛失しても、第三者が容易になりすますことはできません。

各種対策により偽造も困難です!

文字をレーザーにより彫りこむとともに、複雑な彩紋パターンを施す等により、券面の偽造を困難にしています。

  • ICチップには必要最小限の情報のみ記録
    「税関係情報」や「年金関係情報」など、プライバシー性の高い情報は記録されません。IC・チップに記録されている情報を確認可能
    券面事項表示ソフトウェアを利用し、ICカードリーダ/ライタにかざすことで、ICチップに記録されている情報を確認することができます。
  • 記録情報の盗取は困難
    不正に情報を盗取しようとする各種手法に対し、自動的に記録情報を消去する機能など、対抗措置を施しています。
  • 利用には暗証番号が必要
    電子証明書ごと、アプリごとに、暗証番号が設定されています。仮に紛失しても、取得した第三者は、暗証番号を知らないとなりすましできません。また、暗証番号は、入力を一定回数以上間違えるとロックされます。
  • セキュリティの国際標準の認証を取得
    ICカードのセキュリティの国際標準である「ISO/IEC15408認証」を取得しています。

安全性についての参考資料

リーフレット参照

いかがでしょうか?
このように多様な使い方ができるマイナンバーカード、確定申告の際にも大変活躍してくれます!皆さんもぜひ作成・活用してみてください!!

Beso 畠 義高

経営者に寄り添ってサポートします!!

  • twitter
  • facebook
  • hatena
  • RSS